自 動 車 購 入 の 基 礎 知 識
   
  自動車購入の基礎知識
  車種を決める
  1. クルマのジャンルを知ろう
  2. 相場の違いを知って選ぶ
  3. 安く買うためのテクニック
  4. 車検残にこだわれ
    
   
自動車購入の基礎知識 / 車種を決める / 2.相場の違いを知って選ぶ

 
相場の違いが生まれる理由を知っておこう 

中古車は、年式が古いほど安くなるのが普通。
これは当然だけど、それだけじゃない。
中古車価格は需要と供給のバランスによって成り立っているから、それぞれ人気の集まる要素をどれだけ持っているかによって相場は変わる。
相場を左右する主な要素について紹介しよう。 

■ 年式

ごく一部の 絶版車 を除いて、低年式になれば(古くなれば)なるほど安くなるけれど、その下がり方は車種それぞれ。
また、ある程度低年式になると、年式ごとの相場差は小さくなる。 

■ 走行距離

相場の目安としては年間1万kmで、それより短ければ高く、長ければ安くなる。
ただし、これも低年式になってくると走行距離による差は小さくなる。 

■ ボディタイプ

同じ車種で複数のボディタイプ(セダン、クーペ、ワゴン、3ドア・5ドアなど)をラインナップしているクルマの場合、人気が一部に片寄って、相場差が生まれていることがある。 

■ ボディカラー 

人気による価格差がもっとも出やすいのがボディカラー。
全く同じ車種、グレードでも人気色と不人気色では数十万円の相場差がつくことも珍しくない。 

■ ミッション

オートマチックかマニュアルかによる違い。
一般的にファミリーカーではMTは数も少なく安くなるが、逆にスポーティカーなどではMTのほうが高くなる傾向だ。
また、同じATでも、4AT、5AT、 CVT (無段変速)があり、それによっても差がつく。 

■ 装備

エアロパーツやサンルーフ、オーディオ、カーナビといった人気のオプション装備の有無が相場にも反映される。