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どんな使い方をするためにクルマを買うのか、まず考える
買いたいクルマが決まっていれば、それを予算に合わせて探すだけ。
とはいっても、一度は自分の生活に合ったクルマがどんなものか考えておこう。
一人で乗ることが多いのか、グループで出かけるのか。
街中の買い物中心か、遠出をする予定なのか。
荷物はどれくらい積むのか。
購入後のクルマ生活をシミュレートしてみると、自分がどんなクルマを買えばいいのか見えてくるはずだ。
ボディスタイルを選ぶ
クルマを選ぶには、ジャンルを絞り込むことが大事。
まずはボディタイプとサイズを考えてみよう。
それぞれにメリットとデメリットがあるから、ボディタイプ別の個性を知って、自分に合うものを考えるといい。
ここでは主要なタイプについて 紹介しよう。
■ 軽自動車
燃費をはじめ、税金や保険など、購入時の出費も維持費も少なくて済むのが魅力。
ただしボディサイズやエンジンに制約があるから、居住性や走りの点では不利。
■ ハッチバック
コンパクトカーや軽自動車に多く、荷物の出し入れがしやすくて後方視界がよいこと、居住スペースの割りに全長が短くなることなどが利点。
後席を使うと、荷室スペース自体はそれほど広くない。
■ クーペ
スタイリング重視のボディスタイル。
完全な2人乗りでなく、後席を備えたものも多いが、後席の乗り降りや居住性はセダンに及ばない。
■ セダン
クルマの基本形でもあり、フォーマルな舞台にも似合う。
独立したトランクは追突に対する安全性も高い。
かさばる荷物を運ぶにはやや不向き。
■ ステーションワゴン
セダンの運転感覚と、広大な荷室を両立。
しいていえば、荷室が独立していない分、静粛性はややセダンに劣る。
■ ミニバン・3列シートワゴン
とにかく広い室内スペースで、たくさんの人を乗せるのにも、荷物を積むのにも有利。
デメリットはボディが大きくて狭い道での取り回しが苦しいこと。
クルマが重くなるため燃費も悪化しやすい。
■ トールワゴン
ハッチバックよりも上下方向のスペースに余裕があるため、その分居住性や荷室スペースが増える。
立体駐車場が使えないことがある。
■ クロカン/SUV
車高が高くて見晴らしがいいこと、4WDならではの悪路走破性が高いことなどがメリット。
デメリットはボディの大きさほど荷室が広くないこと、死角が大きく狭い道での取り回しがしにくいことなど。
エンジンの種類と排気量を選ぶ
エンジンは、燃料の違いでガソリンエンジンとディーゼルエンジンがあるが、最近は排出物の規制があり(いわゆる ディーゼル規制 )、地域によってはディーゼル車が登録できないことが多い。
ごく大ざっぱに言えば、排気量が大きいほどパワーも大きく、走りに余裕が生まれるけれど、その分燃費は悪化するし、毎年の自動車税も高くなる。
ターボエンジンは、排気量に応じた自動車税はそのまま、より大きな排気量のエンジンと同じ効果をつと考えればいい。
このほか、最近注目されているものに、ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドカーがある。
こちらはやや車両価格が高めになるが、燃費性能の高さとクリーンなイメージが魅力。
グリーン税制 と呼ばれる、税制上の優遇措置も受けられる。
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