自 動 車 購 入 の 基 礎 知 識
   
  自動車購入の基礎知識
  商談する
  1. 値切りよりコミュニケーション
  2. こうすれば得、これじゃ損
  3. 保証についても知っておこう
    
   
自動車購入の基礎知識 / 商談する / 3.保証についても知っておこう

 
保証の有無だけでなく、内容が大事だ 

保証が付いているからなにがあっても安心、というものじゃない。
具体的にどの部分が、どのくらいの期間と走行距離の保証がされるのか確認しよう。
こればかりはスタッフに聞くだけでなく、保証書の内容を見せてもらうこと。
ありがちなのがオーディオやエアコンのトラブル。
こういった 補機類 は保証内容に含まれていないことがあるのだ。
また、タイヤや油脂類、ランプなど 消耗品 については保証対象にならないのが普通ということも知っておこう。
国産メーカー系販売店(ディーラー)や輸入車インポーター系正規ディーラーでは、統一された保証内容が明記されている。
また、いわゆる 認定中古車 では、ベースになるクルマの品質管理によって、さらに充実した保証が用意されている。 

有償保証も積極的に利用したい 

従来の保証に加え、最近では有償で保証期間を延長できるシステムもある。
特にメーカー系販売店(ディーラー)では、従来販売店の予算の中で行ってきた 保証修理 を、保険会社との提携によって保険商品化したものが登場している。
保証期間の延長だけでなく、トラブル時の付随費用なども対象になるなど、内容的にもさらに充実。
低年式や多走行の中古車などでは利用価値が高いから、ぜひ利用したいもの。
ただし、販売店によっては無償保証がなく、最初から有償保証のみという例もある。
この場合、無償保証の付く中古車に比べて実質的に割高になるわけだから、購入比較の時には有償保証分を価格にプラスして考えたい。