自 動 車 購 入 の 基 礎 知 識
   
  自動車購入の基礎知識
  実車を見る
  1. お店についてもチェックしよう
  2. プライスボードの見方
  3. 実車をチェックする
    
   
自動車購入の基礎知識 / 実車を見る / 2.プライスボードの見方

 
選んだクルマをもう一度確認しよう 

求める展示車を見つけたら、まずは プライスボード を見て、内容を確認しよう。
グレード、色、装備、走行距離などが合っているかどうかだ。 

プライスボードから情報を読みとろう 

公取協の規約にのっとって作られた プライスボード には、価格だけでなく、数多くの情報が盛り込まれている。
実車のコンディションをチェックし、購入を検討する時の基礎データとして、全ての項目を見ておこう。
プライスボードに価格や装備などの売り文句しか記入されていない店は、あまり信頼できないと思うべし。
記入されていない項目があったら、必ずお店のスタッフに確認を。 

■ 価格

これは誰でもまず確認するはず。
ネット上や雑誌での公開のタイミングと、実際に見に行くときにはズレがあるから、価格が変わっていることもある。
また、車両価格に 整備費用 が含まれているかどうかも購入判断には重要。
記入がなければ確認を。 

■ 初年度登録

新車として販売され、登録された期日。そのクルマのモデルチェンジの時期と合わせて考えれば、デビュー直後に売れたものか、モデル末期のものかもわかる。 

■車検証有効期限

車検 が残っていれば、その期日、 車検 が切れているものは「検年付き」「検切れ」などと記入されているはず。 
車検 時期は、初年度登録から3年、以後は2年ごとだから 、有効期限の期日がそのタイミングと大きくずれている場合は、一度 車検 が切れた状態で中古車として展示場に並んでいたなどの理由が想像できる。 

■走行距離 

すでに確認済みのはず。
年式に対してあまりに少ない、または多い場合は、その理由をスタッフに聞いてみるといい。
自社で仕入れたクルマの場合は、前オーナーの事情がわかることもあるからだ。 

■修復歴

修復歴ありの場合は、 車両状態評価書(コンディションノート) にその修復個所を明記することが規約で義務づけられている。
どこがどうダメージを受けて修復されているのか書類を確認した上で実車を見ることが大事。 

■前使用者定期点検記録簿

いわゆる記録簿。 
プライスボード には記録簿の有無しか書かれていないが、「有」の場合は、記録簿にどれだけの記録が残っているかが大事。
もっとも新しい整備記録から1年以内なら信頼度も高い。
記入状態は前オーナーのメンテナンス状態を判断する目安になるから、ぜひ確認を。 

■保証

保証付きの場合は、どの範囲をどのくらいの期間(距離)保証するのか確認が必要。 
書面がなくて「保証付けますよ」という口約束ではないのと同じだ。