自 動 車 購 入 の 基 礎 知 識
   
  自動車購入の基礎知識
  まず予算を考える
  1. 予算を決めよう
  2. 分割払い計画をはこう立てる
  3. ローンとクレジットの違い
  4. 車両価格以外の経費
    
   
自動車購入の基礎知識 / まず予算を考える / 4.車両価格以外の経費

 
諸費用も含めても購入計画を考えよう

ある程度予算を決定したら、さっそくクルマ選び、といきたいけれど、ちょっと待った。
クルマは車両価格だけでは買えないんだ。
実際の購入時には、車両価格以外に税金や手続き費用といった「 諸費用 」が必要になってくる。 
諸費用 についてはあとで説明するけれど、おおよその目安として、ここでは10万円から20万円は見ておこう。
また、クルマに乗ることで必要になってくる維持費も多い。
たとえば 任意保険 、駐車場を借りるなら駐車場代、 車検 や 定期点検 費用、そしてガソリン代、タイヤなどの 消耗品 代。
このあたりの出費を想定した上で、クルマの購入予算をもう一度検 討しておこう。 
正直言ってクルマはお金を使う。で
も、それ以上に楽しみは大きいんだ。

主要な維持費

■自動車保険(任意保険)

諸費用 の中に含まれる自賠責保険(強制保険)とは別に、加入が常識。
割引制度を活用して節約しよう。 

■駐車場代

駐車場が確保されていないと、クルマは購入できない。
自宅に置き場所がない場合、自宅近くの駐車場の相場を知っておこう。 

■車検費用・定期点検費用

ある程度の 定期点検 については、自分でやって節約することも可能だが、2年ごとの 車検 時には重量税や自賠責保険料がかかってくるから、事前に出費を覚悟しておきたい。 

■ガソリン代

せっかくクルマがあるのにガソリン代の余裕がなくて運転できないなんて悲しい。
ビギナーの場合、自分がどれくらいクルマを使うか予想するのは難しいけれど、クルマを持つ以上必ずかかってくる経費として考えておこう。 

■消耗品代

タイヤやオイル交換費用なども、定期的に必要になってくるもの。
クルマのコンディションを保ってトラブルを防ぎ、安全を確保するためにも忘れずに。 

■その他

最初からトラブルは予想したくないけれど、万一故障したり、ぶつけたりしたときには修理費用がかかってくる。
いざというときに困らないだけの余裕を持っておきたい。