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分割回数や金利などで支払総額は大きく変わる
ひとことで分割払いと言ってもいろいろ。
分割回数、月々の支払額、 ボーナス併用 払い、金利など、数多くの要素がからんでいて、その組み合わせ次第で総支払額は大きく変わってしまう。
ありがちなのが、先にクルマを決めてから販売店の店頭で24回なら毎月いくら、じゃ36回なら…、なんて計算してもらい、月々の金額を見て、「まあそのくらいなら払えるかな」という流れで決めてしまうパターン。
だけど、後悔しないためには購入時に分割払いの利用方法を知って、計画を立てておきたい。
たとえば実際に何年乗るかで分割回数も決まってくるし、ボーナスが今後あてになるかどうかも重要。
金利についても、どのくらいを目安にするのかを考えておこう。
乗り続ける期間を考えて回数を決めよう
まず考えておきたいのは分割回数。
12回、24回、36回、48回など、だいたい1年単位で契約することが多い。
現在は60回以上の長期分割払いも一般的になってきた。
それだけ月々の支払いを少なくしつつ、高額車が狙えることになる。
ただし、5年間の保証がついている新車ならともかく、中古車の場合は、その分割期間だけ乗り続けられるかが問題。
もともと 低年式車 の場合、それだけ故障の可能性も増え、修理費がかさむことになるし、やっと完済した頃には 下取り も望めない。
また、長期分割になればなるほど金利の負担が増えることも忘れずに。
返済中に結婚や就職などで事情が変わり、早めの買い換えを考えたとき、ほとんど金利分しか返済していない状態だったりすることも。
ボーナス併用払いも無理のない金額で
ボーナス併用 の分割払いというのは、月々の支払額に加え、年2回のボーナス時に一定金額を増額して返済するもの。
これを使うことで、月々の返済額を減らしたり、分割期間を短くすることができる。
今後安定したボーナスが見込める人におすすめだが、万一仕事を辞めたりしてボーナスがなくなったり、金額が減ったりした場合、いきなり支払いに行き詰まることがあるので注意。
クルマ以外の出費にもボーナスを使うことを考えると、あまりボーナス分の負担を大きくしないほうがベター。
また借りる金額などにもよるが、ボーナスによる支払分は、借りた金額の50%までと決められている場合が多い。
金利にもこだわれ
分割払いは、要するにお金を借りるということでもあるから、当然利子が付く。
これが金利だ。
金利分の負担は、高額になればなるほど、また支払期間が長くなればなるほど大きくなるから、分割払いを利用するときにはできるだけ金利を抑えたい。
一般的には、金融機関から資金を借りる自動車 ローン などのほうが、販売店で申し込める クレジット よりも低い傾向にあるけれど、最近では低金利 クレジット を採用している店も増えてきた。
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